生物生産科学科

自然との新しい関係

　生物生産科学科では、これまで主に農産物の生産に関する教育、研究を行ってきました。しかし近年の食糧問題、環境問題の重視とともに、農業の役割は日々大きくなっています。そこで、今まで考えられなかったような動植物の新たな機能の開発や積極的な環境の保全が農学の使命に加えられ、搾取するだけではない人と自然との新たな関係が求められています。生物生産科学科もそれに積極的に応じて、最新の知識と設備とさらに自然に対する優しさをもって教育、研究を行っています。そのため本学科の学生は従来の農学の範囲にとどまらず、近年の生物生産技術や環境保護の進歩に真に貢献できる心・知識・技術を身につけることができます。

■主な開講科目
育種学各論、作物学各論、果樹園芸学、園芸食品貯蔵論、蔬菜園芸学、花卉園芸学各論、植物疫学、植物感染機構学、害虫防除論、害虫各論、動物遺伝育種学、動物繁殖学、動物栄養学、農業経営学各論、環境保全型農業論等