森林科学科
森林機能の維持・増進と木材の有効利用
森林には、降雨の流出変動の緩和、土壌侵食・斜面崩壊の防止、水質の浄化などの環境保全機能、生物多様性の保全など多様な公益的機能があります。一方、森林は私たちの生活を豊かにしてくれる木材生産の場として古くから利用されています。最近では、地球環境の保全の観点から、森林の健全な育成と森林資源の有効利用の必要性が重要視されています。
森林科学科では、森林の成長に関する知識と適切な管理によって、健全な森林の育成をはかるとともに、斜面崩壊・土石流などの山地災害を防ぎ、木材を有効かつ高度に利用することが重要と考え、森林学と木材学に関する知識を十分に身に付けた技術者や研究者を育成するため、特に、実験、実習、演習に重きをおいた教育を行っています。
■主な開講科目
森林植物学、森林生態学、造林学、森林環境学、森林計画学、森林計測学、林木成長論、木材物理学、木材組織学、木材力学、砂防学、森林土木学、測量学、木質材料学、木質生化学、林産化学、森林科学基礎実習、演習林実習
■取得資格
【農 学 部】学芸員資格、教育職員免許状(高校理科、高校農業)
【森林科学科】測量士補、樹木医補、森林情報士2級
■研究室一覧
■スタッフ一覧