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京都府立大学 農学部
生命現象を化学する
生物資源 化学 
研究:生命現象の解明とその産業的利用
教育:少数精鋭
平成 20 年度以降の学科構成について
生物資源化学科はさらに飛躍します!

 平成 20 年 4 月から,農学部と人間環境学部が統合され「生命環境学部」となります。そして,生物資源化学科を構成している 6 つの研究室のうち 2 つは、生物生産科学科の 2 つの研究室および新設の研究室とともに「農学生命科学科生物機能科学コース」を構成します。残る 4 研究室は,新設の 3 研究室とともに新たに「生命分子化学科」を構成します(学科構成の変化についてはこちらをごらんください)。

 受験科目の配点など詳しい内容は京都府立大学ホームページの「受験生の方へ」コーナーをご覧ください。

生物資源科学科とは

 生物資源化学は農芸化学とも呼ばれ、もともと農業や農産物に関わることがらを化学的に研究する学問として誕生しました。その後、科学の進歩に伴って研究対象は生命現象やそれを取り巻く環境全般に拡がり、学際的な総合科学へと発展しました。味の素などのうま味調味料やお酒を生産する発酵技術、種々の抗生物質やビタミンの発見、農薬や化学肥料の開発などは生物資源化学の成果の一端です。

 現在の生物資源化学の研究領域は、生命現象の基本となる法則性や原理を解明する基礎生命化学から、その産業的利用をめざした応用技術分野である遺伝子工学/バイオテクノロジー、食品・栄養化学、あるいは環境・土壌化学などの最先端にまで広がっています。

 本学科では、微生物・動物・植物の生命現象や生体機能ならびに生命環境を化学的な観点から分子のレベルで分析・解明することによって、その成果を生体機能の高度利用、人の健康、あるいは環境保全などに役立てる研究を進めています。

 授業では、実力を備えた少数精鋭の育成をめざしたカリキュラムが組まれていますが、高いレベルの先端的研究を通してさらに深い知識と技術を身につけるため、多くの学生が大学院に進学(2006 年度卒業者の大学院進学率 66%)します。

生物資源科学科で学ぶ科目
■必修科目
化学通論 I、化学通論 II、有機化学、土壌環境学 I、生物化学 I、分子栄養学 I、発酵生理学 I、
生物高分子学 I、分子遺伝学、科学英語 I、科学英語 II、生物資源化学実験 I-V など
■選択科目
化学実験及び同実験法、分析化学、環境化学、土壌環境学 II、生物化学 II、分子栄養学 II、
食品機能化学、発酵生理学 II、応用微生物学、生物高分子学 II、酵素化学、分子細胞情報学、
遺伝子工学 など
研究室
(メールアドレスは (at) を @ に変更してください。)
  • 山田秀和:h_yamada(at)kpu.ac.jp
  • 矢内純太:yanai(at)kpu.ac.jp
  • 市原謙一:ichihara(at)kpu.ac.jp
  • 佐野 智:satsano(at)kpu.ac.jp
  • 金本龍平:kanamoto(at)kpu.ac.jp
  • 佐伯 徹:tsaeki(at)kpu.ac.jp
  • 渡部邦彦:kwatanab(at)kpu.ac.jp
  • 辻本善之:yoshi_t(at)kpu.ac.jp
  • 佐上郁子:sagami(at)kpu.ac.jp
  • 石嶌純男:ishijima(at)kpu.ac.jp
  • 織田昌幸:oda(at)kpu.ac.jp
  • 佐藤 茂:ssatoh(at)kpu.ac.jp
  • 増村威宏:masumura(at)kpu.ac.jp
  • 森田重人:s_morita(at)kpu.ac.jp