博士論文

平成18年度
中村 綾   岡嶋冠山とその周辺−日本近世文学と中国白話小説−



修士論文

平成19年度
伊藤七穂   『通俗三国志』成立についての一考察
西岡良矩   古事記序文の一考察
平川千穂子 詩語「致君堯舜」の成立と展開 ―杜甫を中心に―
三井勇一   『偐紫田舎源氏』のその後

平成18年度

赤松諒子  新古今歌人と『源氏物語』−宇治十帖の歌枕
桑原広幸  善と悪の貂蝉像
朱天愚    日本書紀α群の文章表現について
高田紗恵子 錦文流とその周辺
田村彩子  『新列国志』成立考
張凌志    『西鶴名残の友』試論−『狂歌咄』との関連を中心に−

平成17年度
梶原愛加  『好色一代男』の挿絵〜世之介の両刀差しと若衆髷をめぐって〜
渋谷真優  『けいせい手管三味線』をめぐる一考察
唐琳      西鶴小説における伊勢物語の受容
濱中祐子  『口伝和歌釈抄』についての研究
福島智美  北海道方言の動向−文法の共通語化を中心に−
吉田早織  敦煌變文からうかがえる唐詩の歌唱性−七言絶句成立考−

平成16年度
竹下咲子  「李卓吾批評」研究
焦鐘瑩    「随分」考
樊霞      文字詞についての考察

平成15年度

ローレン・ウォーラー 『古事記』におけるジェンダーと「まつりごと(政・祭祀)」の構造に関する研究
関口智恵子 漢語副詞の歴史的変遷−「いちだん(一段)」「いつかう(一向)」を中心に−
辻本久子   中国の水神神話・伝説−斬龍護国説話の発生と形成に関する一考察−
野口直美   「時」を表す副詞の史的変遷
濱岡久美子 「銷(消)魂」考−詩と詞の関係を中心に−
藤川絵里   隋唐もの歴史小説の研究
山本佐和子 中世室町期における形容詞の意味と形態−「きぶい」「いかめい」を中心に−

平成14年度
大前満玲   六如上人詩風考−その詩語の獲得と詩風の形成−
小野美由紀 『金瓶梅』テキスト研究
須广佐也加 歌枕に関しての考察−『最勝四天王院障子和歌』の歌枕をめぐって−
立木理絵   柳如是研究
松本朋子   「何も」の歴史的変遷について
三毛直子   萬葉集「夫君」考
呉俊蓉     日中同形語の対照研究−「者」を中心に−

平成13年度
井戸志織  『千載和歌集』と『続詞花和歌集』
中村綾    『新鑑草』とその周辺−その白話語彙使用をめぐって−
後藤友里  詩語としての「鬼」−李賀を中心に−
邱華勇    【V−V】型二字漢語サ変動詞の自他について

平成12年度
神保晶子  『萬葉集』巻十六・題詞「怕物歌」について
高野陽子  『水滸伝』の語彙調査
小川香    「のに」を使用した逆接表現について

平成11年度
大機直美  『源氏物語』における「連体なり」
中村説子  三国ものがたりの変遷−雑劇・平話・演義−
西尾和子  『枕中記』における「栄適」
西田優子  「だろう」と「のだろう」
姚慧敏    「如是所為故為」と竹取翁歌の主題



卒業論文

平成19年度
安藤恵都子  西鶴と心中
池上知美    「あらかじめ」と「かねて」の変遷
石川翔馬   動詞「なくす」の意味について
井口千雪   心理描写に形象される諸葛亮像と、版本における変遷
今井美帆   建礼門院右京大夫集の歌について
岩附礼     大弐三位の和歌に見られる先行歌摂取
亀村咲     京都方言「せんど」の諸相 ―度数副詞と量副詞との関連を中心に―
岸本文     多義性のあるオノマトペ「ぽつり」「ぽつん」について
小西智世   西行と『後拾遺和歌集』
近藤恭子    『雨月物語』における「雨」「月」の描写について
杉上佳奈   指示詞の歴史的研究 ―場所を指示する「これ」を中心に―
鈴木美帆子  和歌の素材と表現 「とこなつ」と「なでしこ」
瀬川優香里  応答表現としての「なかなか」について
高橋政男    『新古今和歌集』の撰者名注記をめぐって
寺西麻衣    『好色一代男』から探る西鶴の遊女観 
中井智美   郭公は夜鳴く
中西英明   森鴎外作品の文章表現と鴎外の医学思想との関連についての一考察
仲谷美香   元雑劇「趙氏孤児」考
能勢隆志    『三国演義』と『古列女傳』との関わりについての考察
畑アみさき   韓愈の詩 ―賦の影響と遊戯性―
林未歩     『水滸傳』における食人描写
深谷美和   古典文学作品における三輪山の伝承
堀江里沙    『仁勢物語』考〜パロディの精神〜
松村亮一   三国志演義における魏延の描かれ方
水谷有里   伊勢の屏風歌
三田村瑶子  温庭[竹+均]詩と詞の相互関係
三屋恵子   歴史の横糸『列異伝』 ―羊の足音、燕の夢―
森下朝野   万葉集の植物詠歌 ―表現の追跡と考察―
森下恭良    『水滸後傳』における日本人描写について
米澤真梨子  夢野久作『ドグラ・マグラ』考 ―狂人と常人の間―

平成18年度

池内香名子  『聊斎志異』における狐妖譚の描写
入江亜由美  和歌史における和泉式部の位置−和泉式部の和歌表現を中心に考える−
岡崎瑞穂    歌語「いはかき」について
荻野朋子    『日本書紀』古訓の一考察
小野郁子    李賀の詩における「鬼」について
近藤宏美    副詞「さっぱり」と「すっきり」について
堺佳奈子    発話動詞における卑罵表現の研究
佐々木恵美理 誘いかけの言語行動における配慮の表現
高橋千咲    向田邦子におけるアンビバレンス表現〜「大切」で「おぞましい感情」の分析〜
田中大智    ヤクザ組織の役割語〜関西弁と山口組について〜
土井長寛美   神牛の描かれ方について−志怪小説を中心として−
中智美      王朝和歌における「蛍」について
成瀬明弘    和歌における「かはづ」について−平安初期まで−
西信美希    『紅楼夢』「黛玉葬花」に見る桜花の意味
藤田麻美    「ところで」の意味の変化について
藤田麻衣    宝永二年和泉屋茂兵衛刊はちかづきの成立背景について
寶迫亮子    楽毅像の変化に見る人々の意識の変遷
宮本晶子    『とりかへばや物語』に見られる『源氏物語』宇治十帖の影響
山口由紀    形容詞「やさし」の意味変遷
山下文      『素性集』の成立と展開
山下典子    感謝のあいさつ言葉の意味変化について
和田裕子    「なれる」の意味の変遷

平成17年度

伊藤七穂   江戸時代における『三国志演義』の影響について−『絵本通俗三国志』の挿絵を中心に−
井上沙紀子 蜻蛉日記の和歌
今井悠     『水滸伝』(容與堂本)にみえる登場人物のセリフから,当時の白話小説における表現手法・物語の成立を考える。
小川洋介   中島敦作品の研究
川上綾子   和泉方言について−「〜け」を中心とした泉大津における方言の衰退についての考察−
木下かほり  『諸国百物語』の成立過程について
隈元理絵   西鶴の遊女観
小林雅美   勅撰和歌集に見られる「御返し」「御返事」について
櫻井路子   〈井筒〉に現れる和歌−幽玄の風体をめぐって−
清水真梨   近世における幽霊像について
竹島清佳   葉に喩えられる「ことのは」「ことば」
中居知子   鷺水作品における典拠利用法〜『金玉ねぢぶくさ』を意識して〜
中嶋優美   李卓吾本『三国志演義』における語彙の特徴−人称代名詞の使用傾向について−
中村麗子   「真黒に」の意味とその変遷
中山美緒   藤原定家の秀歌撰
西岡良矩   古事記序文はどうよむべきか
林英俊     オノマトペ語彙「ざっと」の意味・用法に関する一考察
藤崎麻美   「マミレル」と「マブス」について
藤田和世   形容詞「あまねし」の消滅とその周辺
町田千広   『好色訓蒙図彙』にみる西鶴の影響
松廣伸実   『難波の皃は伊勢の白粉』論
間野久美子 『定家八代抄』における「題しらず」
丸山佳純   『源氏物語』と藤原定家『物語二百番歌合』
溝尾沙希子 出版広告から読み解く村上春樹文学
三井勇一   戦国軍記から近世軍書へ−『応仁後記』『続応仁後記』の形成−
宮澤萌里   豊子ト訳『源氏物語』−和歌の漢詩訳・襟の涙と袖の涙−
向井理江   『天草版平家物語』における形式名詞の研究
谷内一恵   地理的方言と社会的方言の変化
山下春菜   赤本『鼠のよめ入』について
吉岡真理子 陶淵明像考−『飲酒』第十三首を糸口に−

平成16年度
赤松諒子  歌枕「宇治」をめぐって
浅野雄功  歌語「つきくさ」の研究
安積晶子  和歌にあらわれた鹿と鹿鳴
伊藤充美  和歌に見えるしるしの杉
岩見尚俊  若者が使用する方言〜北九州地方方言デタンを中心に〜
上野智之  代作者の不在から見る八文字屋―多田南嶺を中心に―
大谷舞     『楚辭』九章を読む
大橋路子  佐保と佐保姫
加藤文子  和歌における「袖の涙」
川上久美子 小町以降の「うたたね」考
桜井秀暁   『記紀』の比較研究―本居宣長を中心に―
佐藤明子  葛城の神考
下窪綾    森茉莉 恋愛小説について 『甘い蜜の部屋』へのアプローチ
鈴木里佳  歌学「ゆふつけ鳥」解釈の変遷
園田晴香  〈標準語〉の「役割語」的価値
高田紗恵子 江島其磧の方法―気質物以前における西鶴利用― 
武田一平   『楚辭』離騒の香木の用法について
谷田綾子  京都における「まったり」の認識
田村彩子   『三国志演義』批評の研究―李卓吾批評と毛宗崗批評の比較―
津田真理子 富山県方言 尊敬の助動詞「れる・られる」の命令形
土屋泰幸   『三国演義』における曹操の描かれ方の変化について
中西美貴子 西王母の伝承について
中村綾    媒子内親王家歌合に見る六条斎院文壇サロンの様相
福井美穂   「拍子」の時制表示について
前田博教  嘉靖本『三国志通俗演義』成立経緯の考察
松木聡子  中国文学(詩)における梅について
三橋佳奈子 『花關索傳』における常套句の研究
宮島菜子  英雄考―『水滸傳』を中心に―
宮本直    堀田善衛と無常観
師井三奈   「みれん」の意味変遷
山口智子   「屋」の皮肉用法
萬由香     『源氏物語』における音楽描写

平成15年度

乾倫子    会釈・辞儀・挨拶の意味変遷を中心に
岩井繭子   『夏木立』における雲鼓の付合論について
大江紗登美 接続詞「さて」の意味用法の変遷について
岡田渉    平家物語諸本における「死」の描写
鎌田亜希子 歌語「思ひ川」考
河塩友紀子 『近世説美少年録』と『檮{木+兀}閑評』−末朱之介と魏進忠の描写について−
北川ふくみ 白話語彙にみる庭鐘の翻案態度−『英草紙』から『繁野話』へ−
木下裕季子 中世における「なす」と「する」について
桑原広幸  吉川英治の三国志が人気のある理由
小西みどり 孫悟空の呼称考−テクニカル・タームの分布と『西遊記』の編纂過程−
小森宏美  山東京伝の黄表紙『心学早染草』とその背景
篠田あづみ 評伝 金田千鶴
渋谷真優   『けいせい手管三味線』考−海音とその出版書肆をめぐって−
田中志瑞子 抄物における二字漢語サ変動詞について
中矢晶    古代日本人と蝶
八田聡明   『坂の上の雲』における司馬遼太郎の考える武士道論
早川直子  六朝までの韻文における「秋風」について
廣田慎吾  太宰治論
福島智美  北海道における一段動詞命令形について
松下さくら  国定国語教科書に見る明治の敬語の規範について−です・ます・ございますに着目して−
松原千芳子 「どなた」について
森田隆子   『伊勢物語』と勅撰集
吉澤紀子  漢語『只管』について
吉田早織  岑參の詩の歌唱性−口語語彙,畳韻語・雙聲語・畳語を中心に−

平成14年度

井垣理恵  近松の浄瑠璃と錦文流の浮世草子
石野陽子  『萬葉集』の音
石原圭子  日本語教育においての「から」「ので」の扱い方について
岩尾裕    『御伽百物語』以降の百物語
岩田美穂  中世における並列表現形式をめぐって
岡田真由子 梁・江庵の作品に見られる色使いについて
城戸彩子  『水滸傳』における徽宗皇帝の描写について
小森剛志  中古における「アガル」と「ノボル」について
佐藤妙    有吉佐和子『香華』中の着物の描写と色彩の持つ意味
澤田百合子 『三国志演義』を通しての張雲像
鈴木希功子 李贄の思想と『水滸傳』評価について
竹下咲子   『水滸傳』批評について
達富睦    用字方法から見る『水滸傳』の成立
中井綾    「そこそこ」考
中村早恵子 「馳走」考
西本智春  終助詞「よ」について
濱中祐子  中世勅撰集と『人麿集』『赤人集』『家持集』
林紗矢子  複合動詞「−ありく」の時間的意味の派生
福田英利子 勅撰集の恋部における時間的配列について
藤村瑞穂  国風暗黒時代の文学事情
舟見一哉  勅撰集と私家集
松清紗子  『太平廣記』と『太平御覧』にみる「虎」の諸相
吉見仁志  長野県中南信方言の打消接続法「ナンデ」について

平成13年度
石井沙緒里 萬葉集における家持の雪歌
今岡祐子   和漢における紫への認識について
岩佐泰子   『白河夜船』について
大川恵    近世の子供と絵本
大森美有紀 「神をめぐる表現」について
梶原愛加   浮世草子と挿絵
鎌田雅子   接尾辞「メク」の特徴について
清田わか菜 『金瓶梅』に登場する薬の考察
空閑あかね 曹操と陳宮
篠原聖    唐代の詩における「釣り」の態度
白石恵    歌語「とどろ」考
関口智恵子 狂言記を主資料とした副詞の研究
傳寶葉子   王維の「樵」について
中山織恵   女性語の中性化に関する考察
長尾史子   宮沢賢治の擬音語・擬態語について
野口直美   「チカゴロ」の意味とその変遷
濱岡久美子 比喩表現「天如水」について
林紗綾香   大蔵流狂言「虎明本」と「虎寛本」における「オ〜ナサルル」について
平井美里   鄙の華人,伊達政宗の文学活動
廣田悠希子 幸田文の研究
福井亜希子 『道草』における時間構造と実存意識
藤川絵里   楊家将物語の変遷
安田英樹   堀辰雄『曠野』論
山下晃平   川端康成『川のある下町の話』試論
山田雅子   王朝和歌における初句切れの変遷
山中延之   接頭辞「つき」の発生と発展
山本佐和子 「キブイ」について

平成12年度
飯塚和美  朧化性を担う言葉−もの形容詞・そら形容詞・け形容詞−
石川晶子  『遊仙窟』について−その表現と影響−
石川文    キリシタンの翻訳語−名詞「タノモシキ」の成立−
内田麻衣子 女性と「鏡」−『萬葉集』3808番歌の背景−
岡崎明香  神謡のことば−『アイヌ神謡集』について−
岡本京子  岑参の楽府スタイル作品−歌行体送別詩を中心に−
小川真理  コナタカナタとアナタコナタについて
片木真也  イル系表現とオル系表現に関して
河村さやか 『金瓶梅』の女性表現に関する考察
北尾雅則  ヨシ,ヨロシ,アシ,ワロシについて
倉重絋子  『雨月物語』における『萬葉集』中の語彙について
下田由香  古代の桜−『萬葉集』を中心に−
須川真由美 黄仲則の人間像と作品の特徴について−洪亮吉の視点から−
竹中芳徳  未来を表す和語について
立入愛子  「いかさま」と「なにさま」の変遷
辰巳弘晃  『拾遺集』に関する考察−四季部の和歌配列について−
戸田美子  『聊斎志異』の中の狐
中村かおり 『萬葉集』の鹿の歌
信川洋輔  新聞紙上における「故」について
藤原祐子  擬態語「盈盈」の特徴について−柳永を中心に−
帆足桃子  蝶 上代から中古にかけて
正井彩誉  勅撰集の「読み人知らず」歌について
松島修    「董卓論」
宮本覚    『散木奇歌集』における歌題
望月佐多子 日中同形異義語「勉強」の意味変化について
吉村聡美  「接頭語ウチ+動詞」の中世における変化について
吉村真知子 歌人の夢−『萬葉集』を中心に−
寄藤牧子  大蔵流狂言虎明本にみる人称詞−指示代名詞系人称詞を中心に−

平成11年度
井戸志織  冬月の変遷
芋生知美  酒泉伝説
梅津彰人  安部公房『燃えつきた地図』論
大賀晶子  『剪燈新話』考−「牡丹燈記」の女鬼について−
大西あき  伊勢神楽歌の継承関係について
小野美由紀 『金瓶梅』テキスト考−萬暦本と崇禎本について−
加持谷聡子 作家論・安房直子−その作品世界の奥にあるもの−
川合綾子  「よだかの星」論
木村彩    王朝和歌と漢詩−藤花の季節を中心として−
清原由香  山里−その捉え方をめぐって−
後藤友里  李賀の追和詩に関する一考察
桜木郁子  福岡県筑後方言の可能表現
清水弘一  外来語の長音語尾について
須广佐也加 詩歌語に関しての考察−『日葡辞書』の詩歌語をめぐって−
大家知子  『風立ちぬ』における風景描写の役割
巽紀子    「−顔」表現の変遷について
田原夕枝  六条家の用いた『伊勢物語』について
西井隼市郎 仁宗認母故事考−『金丸記』と『正昭陽』を中心として−
西野ゆう子 補助動詞「ていく」「てくる」のアスペクト形式について
松本亜紀子 六朝・唐代の変身譚について
松本朋子  不定詞をめぐる一考察
南井千穂子 『萬葉集』における「月夜」考
森下真理子 周邦彦の諺に見える蛍
森中由紀  『好色一代女』の本文と挿絵との関係について
吉村由紀子 語構成要素「〜味」について