応用生物学専攻

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生命環境科学研究科応用生命科学専攻植物分子生理学研究室

生命環境学部環境・情報科学科



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植物分子生理学(山下)研究室のホームページにようこそ!これまで椎名教授とともに運営していましたが、他大学に移られたので令和2年(2020年)4月に新しく一人でスタートした研究室です。植物の様々な生理現象を遺伝子の発現の局在性など時間的·空間的発現挙動の観点から解き明かします。花芽形成過程の遺伝子発現やステロール合成に関わる遺伝子の発現、接触刺激による遺伝子発現などを研究しています。


研究テーマ

  • 花芽特異的遺伝子の単離・発現様式の解析
 ペチュニアで得られた花芽特異的遺伝子について解析しています。アサガオでも相同性の高い遺伝子を単離することができ、組織化学的染色により、発現部位を解析しています。」

  • 石油植物におけるステロール代謝経路酵素遺伝子群の単離・空間的発現様式の解析
 石油植物であるEuphorbiaは炭化水素化合物を多く含んでいます。ステロール化合物を合成する代謝経路に関わる酵素群の空間的発現様式を解析することにより、植物の親水性化合物から疎水性化合物を合成する過程での組織における役割について解析を行っています。

  • 砂漠短命植物の花芽特異的遺伝子群の単離・発現様式の解析
砂漠には 短い雨季の間に、発芽、花芽形成、結実を終える、短命植物が存在しており、乾燥環境に適応しています。同じ砂漠でも、降水量の少ない地域ほど短命であることが知られています。UAE大学との共同研究で、砂漠短命植物の花芽形成時期に発現する遺伝子の時間的・空間的発現様式の解析を行っています。

  • 植物における機械刺激受容による遺伝子発現様式の解析
植物は機械刺激に応答することによりカビなど生物学的ストレスに対する防御応答も増強されることも知られています。RNAseq解析から、機械刺激により応答する遺伝子を明らかにしており、これら応答遺伝子について詳細な時間的・空間的発現様式について解析を行っています。


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「当研究室は,京都植物バイテク談話会の活動を通じて、京都府農業資源研究センター 
、京都産業大学、および協力企業との間で密接な研究・教育活動の連携を行っています。」

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所在地:(606-8522)京都市左京区下鴨半木町1-5
京都府立大学 生命環境科学研究科応用生命科学専攻植物分子生物学分野
TEL/FAX 075-703-5448


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